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スーパーペーパーマリオ ・要約版:要約スレpart2-671 ・詳細版:連絡用掲示板内差し替え・追加スレッド-99~108 671 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/10/19(金) 21 12 48 ID lg9sY9P60 「スーパーペーパーマリオ」 いつもの様にピーチがさらわれたという知らせがマリオ達に来た。 「どうせまたクッパが犯人だろう」と思ったマリオ&ルイージはクッパ城へ。 ところがクッパは何も知らず、そこへピーチをさらったノワール伯爵が現われる。 伯爵は異次元空間への入り口を作り、クッパやルイージ達を吸い込んでしまう。 ノワール伯爵は、世界を消滅させる方法が書いてある「黒のヨゲン書」に従い クッパとピーチと無理やり結婚させ「コントンのラブパワー」を出現させる。 「コントンのラブパワー」は「次元のあな」を生み出し、世界の全てを飲み込み破滅に導く。 1人気を失って倒れていたマリオは「アナタに会うために来た」というフェアリン (スーパーペーパーマリオに登場するサポートキャラ。妖精と自分で言っている。 古代の民が作り出した意志を持つ道具であり、様々な能力を持つ)のアンナに起こされる。 アンナに連れられて異次元の世界の「ハザマタウン」(キノコ王国とは別の世界&別の次元、 次元と次元の間にある街)に来たマリオは、古代の民の末裔のデアールに会う。 「白のヨゲン書」に書かれている勇者だと言われたマリオは、ノワール伯爵を倒し世界を救う使命があるらしい。 ノワール伯爵には数名の部下がおり、「ディメーン」はそのうちの1人。 全部が黒くてもう最悪最低、ピエロの姿をしている。 伯爵に次ぐ魔法使いで、分身を始めとして”ディメ~ン空間”を作ったりもする。 伯爵は「世界を滅ぼした後理想的な新世界を作る」と部下達に言っていたのだが 実は世界の破滅のみを望んでいた事がわかり、密かに伯爵を裏切りマリオ達を助ける。 ディメーンは陰でうまく立ち回り、”コントンのラブパワー”を入手、 ラスボスの”スーパーディメーン”となるがマリオ達に倒された。 実はノワール伯爵は「ヤミの一族」のルミエールという男性。 過去にエマという女性と種族を超え恋仲になった。 エマがルミエールの父親の呪いによって行方不明となり、いくら探しても見つからなかったため、 世界を滅亡させようとした。 瀕死になったエマはデアールによって魂をフェアリンに移されアンナになった。 最後はアンナとなったエマと結婚し、コントンのラブパワーの力を消した後に エマともども消息不明になった。 99名前:スーパーペーパーマリオその1投稿日: 2008/09/27(土) 16 53 48 [ LBZP.2a6 ] アクセス規制でゲームサロン板に書けないためここに書かせていただきます。ここなら規制されても… ●用語解説● 「封印のヨゲン書」世界が滅びるまでの予言が書かれた本。その為いつしか「黒のヨゲン書」と呼ばれる。 「白のヨゲン書」滅びの予言に対抗する術が書かれた本。 「ピュアハート」世界の破滅を防ぐため、古代の民が作ったもの人を想う気持ちがあれば何度でも復活する。 「コントンのラブパワー」交わる事の無い2人(ピーチとクッパ)から生まれた黒いハート。 世界を滅ぼすほどの力を持つ。 ○プロローグ○ 再びピーチがさらわれたという知らせをキノピオから聞き、クッパ城へ駆けつけたマリオとルイージ。 しかしクッパは何も知らない様子。だがその時、ピーチをさらった人物「ノワール伯爵」が登場。 マリオは伯爵に立ち向かうも、逆に返り討ちに遭ってしまう。 そしてクッパと彼の部下、そしてルイージは伯爵によって異空間に吸い込まれてしまった。 目が覚めたマリオは突如現れた不思議なチョウチョ「アンナ」に導かれ、異次元の街「ハザマタウン」へ。 一方その頃、ピーチは何故か花嫁姿になっていた。そして目の前には花婿姿のクッパが。伯爵によって、 2人の結婚式が行われていた。伯爵の側近「ナスタシア」の催眠術でピーチが無理矢理誓いの言葉を言わされた その時、黒い不気味なハート「コントンのラブパワー」が誕生。式場が騒然とする中、 ルイージがピーチを助けようとするが式場もろとも吹き飛ばされてしまった。 コントンのラブパワーを手に入れた伯爵は、「次元の穴」を開き「黒のヨゲン書」の予言を実行し、 世界を滅ぼそうとする。 ハザマタウンにたどり着いたマリオは「デアール」という人物と出会う。 彼はマリオを「伝説の勇者」と認め、全部で8つある「ピュアハート」のうち一つをマリオに託す。 マリオはアンナに導かれ、ハメールストーンにピュアハートをはめ、 ハザマタワーに出現した赤い扉の向こうの世界へ… 100名前:スーパーペーパーマリオその2投稿日: 2008/09/27(土) 16 55 07 [ LBZP.2a6 ] ○ステージ1○ 「ラインラインランド」にたどり着いたマリオはアンナに言われたとおり、 次元仙人「ア・ゲール」から2Dと3Dの空間を行き来する「次元ワザ」を教わる。 マリオはこの次元ワザを使い、コダーイ村でフェアリン「トるナゲール」を仲間にし、先を進む。 途中、伯爵の部下「ドドンタス」を退け、2つ目のピュアハートが隠されているという 「コダーイ遺跡」へ。そこには巨大な機械竜「ズンババ」がいた。 彼はマリオを勇者と認識すると、ピュアハートのありかへ案内しようとする。 だがその時、突如現れた伯爵の部下「ディメーン」によってズンババは正気を失い、マリオに襲いかかる。 マリオはトるナゲールと共にズンババをを倒し、遺跡の奥で古代の民の一人「クリスタール」の霊に出会う。 長い話の末、マリオは彼女から2つ目のピュアハートを手に入れた。 101名前:スーパーペーパーマリオその3投稿日: 2008/09/27(土) 17 02 08 [ LBZP.2a6 ] ○ステージ2○ 2つ目のピュアハートを手に入れたマリオ達。3つ目のピュアハートを探しに行った。 次の舞台はトワイランドのサンデールの館。道中でフェアリン「ボムドッカん」を仲間にする。 館を探索するも、一行にサンデールは見つからず。途中、フェアリンの「キえマース」を仲間にする。 館の地下へとたどり着いたマリオ達の前にサンデールの幻が出現。 彼女は「私に気をつけなさい」と言い放ち、消えた… やっとサンデールに出会えたが、彼女はピュアハートを渡す代わりに1000万マネーを請求する。 マリオがこれを拒むとサンデールは正体を現す。なんと伯爵の部下、マネーラがサンデールに化けていた。 マネーラは蜘蛛のような姿に変身。 本物のサンデール曰く「魔法の力で守られているため、攻撃は一切効かない」とのこと。 マリオ達はマネーラから逃げつつ、女子トイレで本物のサンデールを発見した。 だが、マネーラはサンデールに化けてしまい、どっちが本物か分からなくなってしまった。 そこで2人のサンデールに色々な質問をし、本物のサンデールを当てた。 偽者のサンデール。つまりマネーラは再び蜘蛛の姿へと変貌し、マリオ達に襲いかかる。 サンデールの「魔法のおうえんパワー」でマネーラを守る魔法の力を打ち消し、マリオ達はマネーラに勝利。 無事、サンデールから3つ目のピュアハートを手に入れるのだった。 102名前:スーパーペーパーマリオその4投稿日: 2008/09/27(土) 17 04 46 [ LBZP.2a6 ] ○ステージ3○ 次の舞台はピクセランド。だが、カクカク平原で突如アンナが「カメレゴン」にさらわれてしまう。 茂みに隠れていたフェアリン「バーリやー」のアドバイスに従い、先へ進むとクッパの部下たちが潜む砦へ。 砦をボムドッカんで爆破すると、クッパが登場。襲いかかってきたクッパを倒し、マリオ達は彼を説得。 いずれ自分が支配する世界を守るため、クッパはマリオと一時的にてを組むことに。 一向はドットドット海でフェアリン「へびードン」を仲間にし、巨大な「ダイオーゲッソー」を倒し、 タイルタイルツリーへ。木のてっぺんでディメーンと戦い、勝利。 ディメーンは一人で「彼らにはもっとパワーアップをしてもらわないと」と呟き、その場を去る。 そしてカメレゴン城へたどり着いたマリオ達はフェアリン「ノッテこー」を仲間にし、カメレゴンの部屋へ。 カメレゴンを倒し、アンナを救出した瞬間、4つ目のピュアハートが出現した… 103名前:スーパーペーパーマリオその5投稿日: 2008/09/27(土) 17 06 29 [ LBZP.2a6 ] ○ステージ4○ 次の舞台はなんと宇宙!息が出来ず、先に進めないのでデアールに相談するとヘルメットが必要だと言われる。 しかし、ヘルメットが無いので代用品を探すことに。デアールの情報を頼りに、街の少年から金魚鉢を貰った。 鉢から金魚を逃がしたマリオ達は金魚鉢をヘルメットの代わりにし、大宇宙へと向かった。 途中、宇宙人の「タマラ」に出会う。彼に案内され、ピュアハートを探す一行だったが、 途中タマラがトイレに行きたがる。しかしトイレは使用中。 トイレの中の人に「紙が欲しい」と言われたマリオ達は惑星プラネーンの長老「ショボーン」から古文書を買い、 それをトイレの中の人に渡した。 トイレから出た人はフェアリンの「メクるルン」だった。彼を仲間にし、 更に先を進むと宇宙の墓場と言われる空間「サルガッゾーン」へ到着。タマラは真実を話す。 彼の正体は滅亡したタマラーン王国の王子「タマラ・コロガリーヌ・タマリン」。 母親がピュアハートをここに隠し、タマラは1500年間眠りについていたのだ。 タマラは5つ目のピュアハートをマリオ達に託し、眠りについた… 104名前:スーパーペーパーマリオその6投稿日: 2008/09/27(土) 17 13 58 [ LBZP.2a6 ] ○ステージ5○ 5つ目のピュアハートを手に入れた一行だったが、アンナが突如倒れてしまう。 とりあえず彼女をデアールの家に運ぶ。 デアールはアンナについて語る。アンナは元々フェアリンではなく、 何者かに呪いをかけられこの街に流れついた女性がデアールによってフェアリンとして転成した姿だと。 マリオ達は次のハメールストーンを探すため、もう一つのハザマタウン「ウラハザマタウン」へと向かう。 ウラハザマタウンでマリオ達はピュアハートをハメールストーンにはめ、ハザマタウンへ戻る。 ハザマタワーには元気になったアンナとデアールがいた。マリオ達はアンナと共に次の世界へ。 マリオ達が着いたのはロック人が暮らす「ストンストン村」。この村はハナーン達によって、 次々と住民を誘拐されているらしい。 居場所を探そうにも、どこから来ているのか分からない。マリオ達は長老に頼まれ、 ハナーン達を倒し村人を助ける事に。 途中、ドドンタスとディメーンが登場。マリオ達はディメーンによってパワーアップしたドドンタスを倒し、 3つの石版を集めてフェアリン「ハまハンマ」を仲間に。 ようやくハナーンの洞窟にたどり着いたマリオ達。そこにはロック人の冒険家「デビッド」がいた。 マリオ達は彼と共に、洞窟の先へと進む。 やがてハナーンに洗脳されていないロック人、そしてフェアリンと遭遇。 フェアリン「ミニみ」はマリオ達が勇者と気づくと、ロック人を小さくして逃がし、マリオ達の仲間になった。 その先で再びドドンタス、ディメーンと出会う。ディメーンはロック人達に付けられている芽を ドドンタスの頭に生やした。彼は暴走し、マリオ達に襲いかかる。マリオ達との戦いによって芽が外れ、 正気に戻ったドドンタス。彼は空腹を理由に、その場を去った。ドドンタスの頭についていた芽を付け、 セキュリティシステムをくぐりハナーンの神殿へ。そこにはロック人達をさらったハナーンの親玉 「キング・ハナーン」がいた。彼(彼女?)は宝石を採掘するため、ロック人をさらって洗脳していた。 王はマリオ達を汚い物と見下し、襲いかかえる。王を倒したその時、部下のハナーン達が駆けつける。 彼らはロック人達が川にゴミを捨てて水を汚し、汚れた水を飲んだせいで王はおかしくなってしまったと言う。 デビッドはその事を聞き、川を2度と汚さないと約束。 ハナーン達ははるか昔、古代の民たら預かった6つ目のピュアハートをマリオ達に託す。 デビッド達は洞窟を後にし、ロック人達は頭に付けられていた芽を外され村へ解放された。 105名前:スーパーペーパーマリオその7投稿日: 2008/09/27(土) 17 20 27 [ LBZP.2a6 ] ○ステージ6○ 一方、暗黒城では伯爵が出かけている間、全員待機するようにとのこと。 だが、ナスタシアが去った後ディメーンは「伯爵にバレないように出撃し、 手柄を立てれば伯爵は怒らないと考えては駄目だ」と言い、マネーラをそそのかした。 次の世界は和風の「モノノフ王国」。そこは崩壊がかなり進んでいた。 マリオ達はそこで王国の兵士「ブブドー」に襲われる。 彼を倒したその時、国王である「モノノフ王」が現れる。彼は兵士達を鍛えるため、武術大会を開いているのだった。 優勝賞品はピュアハート!かくして、マリオ達は立ちはだかるブブドー達を倒していった。 だが二十の間での戦闘を終えた後、ノワール伯爵が現れる。 アンナに世界を消し去る理由を聞かれた伯爵は「世の中に何の価値も無いから」と答える。 反論するアンナだが伯爵は聞く耳を持たず。伯爵が「エマの他に大切な者は何も無い」とつぶやくと、 アンナは「エマ」という言葉に動揺。伯爵は「この国はもうすぐ消滅する」と言い残し、国を去る。 国の危機を感じたブブドー達は、マリオ達を先に進ませてくれた。 二十六の間で王はピュアハートの入った宝箱をマリオ達に開けさせた。…だが、宝箱に入っていたのは爆弾。 王はマネーラが化けていた。彼女はマリオ達の足止めに来たのだ。何とかマネーラを退け、 王の所まで急ぐマリオ達だったが間に合わず、王国の消滅に巻き込まれてしまった。 気がつくとマリオ達はハザマタウンにいた。再び青い扉をくぐると、そこは何も無い真っ白な空間だった。 7つ目のピュアハートを手に入れたマリオ達。 106名前:スーパーペーパーマリオその7投稿日: 2008/09/27(土) 17 29 47 [ LBZP.2a6 ] ○ステージ7○ 壊れたピュアハートを直すため、デアールに相談するマリオ達。さすがのデアールも打つ手が無いらしい。 その時、ディメーンが現れた。ピュアハートを蘇らせる事は不可能と言い、マリオ達を消し去ってしまう。 マリオが気がつくと、そこは不気味な森。そこに居合わせた「モウジャー」によると、 ここは死者の国「アンダーランド」とのこと。 死者の魂であるモウジャーに言われ、マリオはアンダーランドを治める女王「ジャーデス」の所へ足を運んだ。 ジャーデスはマリオの犯した罪を調べようとしたが、おかしな反応を感じ、 マリオがピュアハートを持っている事に気づく。 その時、「スカイランド」の王「グランエル」からエルエル人の「ラブエル」が行方不明になったという連絡が入る。 ジャーデスはラブエルの捜索をマリオに頼み、壊れたピュアハートを調べるためにそれを預る。 途中、マリオはルイージと再会。そして2人でラブエルを探し出し、彼女を連れ戻した。 ジャーデスの所に戻ると、ジャーデスはピュアハートを直し、マリオとルイージをハザマタウンに戻すのだった。 7つ目のピュアハートを捧げた時、アンナは無意識のうちに「ルミエール」という言葉を口にし、戸惑うのだった。 紫色の扉をくぐった先はなんと先ほどのアンダーランド。ジャーデスも驚きを隠せない。 ジャーデスはラブエルをスカイランドへ連れて行くようマリオ達に頼む。 アンダーランドから脱走した魔物がはびこっているので、ラブエル一人で行かせるのは危険だと考えたからだ。 マリオ達はアンダーロードを通り、道中でクッパと再会。 アンダーロードを抜けた先は、青空がどこまでも広がる「スカイロード」。 ついにスカイランドに到着。だがそこは魔物に荒らされていた。 奥へ進むと、グランエルの側近「シロエル」と出会う。彼は虹の橋を落とされ、 橋を架けるにはアカエル、アオエル、キーエルの持つ3つの玉が必要だとマリオ達に教えた。 マリオ達は魔物に苦戦していたアカエル、氷漬けにされていたアオエル、魔物に怯え、 トイレに閉じこもっていたキーエルを救出し、3つの玉を集めて虹の橋を架け直すのだった。 途中、大量の魔物達に襲われるも、アカエルとエルエル人の軍政に協力によって、マリオ達はグランエルの神殿へ。 そこにはグランエルと魔物達の親玉「シニガミダス」がいた。彼の口から衝撃の一言が! 最後のピュアハートはラブエル自身だったのだ!! マリオ達はシニガミダスの身体から放たれる冷気に苦戦するも、何とか彼を倒す。 神殿にラブエルとグランエル。そしてジャーデスが駆けつける。 ジャーデスはラブエルに真実を話す。ラブエルは悪者に狙われないようにするため、 グランエルと一緒にピュアハートを変化させて生まれたと言う。 全てを知ったラブエルは、ジャーデスとグランエルに今まで叱られ続けた怒りを2人にぶつける。 グランエルは激怒。口論の末、ラブエルと仲直り。そして彼女はピュアハートに戻ったのだった。 グランエルは荒れたスカイランドを再建するため、残った魔物の捕獲に向かう。 ジャーデスはアンダーランドに戻っていった… 107名前:スーパーペーパーマリオその8投稿日: 2008/09/27(土) 17 50 54 [ LBZP.2a6 ] ●ステージ8(最終ステージ)● ハザマタワーへと戻ったマリオ達。 最後のピュアハートをウラハザマタウンに捧げ、ウラハザマタワーに出現した黒い扉へ向かう。 この扉は暗黒城へ繋がっている。デアールとウラデアールに見送られ、暗黒城へ。 城内には強力な敵と罠が待ち受けていた。マリオ達はそれを突破し、ドドンタスに遭遇。 クッパは彼に一人で立ち向かい、パワーアップしたドドンタスを打ち破る。 その時、落ちてきた天井から仲間を救うため、クッパが犠牲となる。 デアールに騙され、サンデールがマリオ達から聞き出した苦手な物を乗り越えたマリオ達。 奥にはサンデールがいたが、マネーラが化けていた。ピーチに卑怯な事をして 恥ずかしくないのかと言われたマネーラは逆ギレ。 キレたピーチは一人でマネーラに戦いを挑み勝利し、マリオとルイージは先へ進む。 その時、地震が起こって床が抜け、今度はピーチが犠牲に… マリオとルイージは力を合わせ、ディメーンの元へ。2人は彼と鬼ごっこをさせられる。 元の場所に戻ってきたマリオ達に、ディメーンはこう語る、ピーチを暗黒城から逃がしたのも、 ピュアハートを直すためマリオとルイージをアンダーランドに送ったのも全てディメーンがやった事だと。 ディメーンは言葉巧みにマリオ達に協力を求めるが、マリオ達はこれを断る。 独り残されたマリオは、更に奥へと進み、ついに伯爵の元へとたどり着つく。 再び伯爵に挑むマリオだが、コントンのラブパワーに守られている伯爵には一切の攻撃が効かない。 伯爵がとどめを刺そうとしたその時、散ったはずの仲間たちが駆けつけてきた。 その時、4人の勇者の身体が光り、ピュアハートが伯爵のバリアを打ち砕く。激しい戦いの末、 マリオ達はノワール伯爵に勝利する。 アンナはなぜこんな事になったのかを伯爵に問い詰める。 ノワール伯爵ことルミエールは、アンナ(エマ)がいなくなり、長い間彼女を探し続けたが見つからず。 ルミエールはエマのいない世界に絶望し、黒のヨゲン書を使い世界を滅ぼすことにしたと言う。 消えてしまったエマにこの世界を捧げるために。その時光の弾が伯爵を襲うも、ナスタシアが伯爵を庇う。 マリオ達の前にディメーンが現れる。彼は伯爵を倒すのにピュアハートが必要なので、 マリオ達を代わりに戦わせていたとのこと。コントンのラブパワーの力を得て 「スーパーディメーン」となったディメーンは、今の世界を滅ぼし新しい完璧な世界を作り、 新世界の王になると宣言。 最終決戦が始まった。マリオ達はディメーンに立ち向かうも、歯が立たず。 ディメーンの空間に閉じ込められた伯爵とアンナ。絶望する伯爵をアンナ、 そして駆けつけたドドンタスとマネーラが激励する。 その時、伯爵との戦いで使い果たしたはずのピュアハートが復活。 アンナは復活したピュアハートをマリオ達に届け、ディメーンの無敵の力を封じた。 激しい戦いの末、マリオはディメーンに勝利。 108名前:スーパーペーパーマリオその9投稿日: 2008/09/27(土) 17 57 20 [ LBZP.2a6 ] ●エピローグ● コントンのラブパワーの力を得た自分が負けた事に納得が行かないディメーンは消滅。 だが、世界の崩壊は止まらなかった。ディメーンがコントンのラブパワーに力を与えたからだ。 そこで伯爵はマリオ達を結婚式場まで案内。伯爵は自身の過ちを清算するためにエマと愛を誓い、 ピュアハートを復活させてコントンのラブパワーを消し去る。 そして、滅んだ世界は次々と再生していった。 気がつくとマリオ達はハザマタワーに。そして、滅びの予言が消えた事により、次元の穴が閉じた。 アンナがいなくなった事に気づいたデアールに、マリオは暗黒城で起こった事を彼に話す。 デアールはアンナと伯爵は予言と共に消えたのではないかと言うが、ナスタシアはこれを否定。 伯爵とエマは幸せになったと言い、号泣。ドドンタスとマネーラに慰められ、すぐさま泣き止む。 ナスタシアは誰もが同じように人を愛せる自由で争いの無い世界を皆で作る事を決意した。 マリオ達は旅の疲れを癒しにドロシーの店に向かう。その時「アンナは幸せになれたのか」と尋ねた。 もちろんと答え、2人もまた、料理屋へと向かった。 こうして世界に平和が戻り、黒のヨゲン書は歴史の影に封印された。 黒のヨゲン書の最後の持ち主となったルミエールはエマと共に何処かへと消えた… おわり
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R8PJ01 スーパーペーパーマリオ (LEVEL MAX) [ZiT] 044A3D2C 00000063 (ATT MAX) [ZiT] 044A3D30 000000FF (HP(NOW)MAX) [ZiT] 044A3D34 000003E7 (HP(MAX)MAX) [ZiT] 044A3D38 000003E7 (Gauge Fixation) [ZiT] 044A3D3C 0000000A (SCORE MAX) [ZiT] 044A3D40 05F5E0FF (COIN MAX) [ZiT] 044A3D44 000003E7
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スーパーペーパーマリオ 【すーぱーぺーぱーまりお】 ジャンル アクションアドベンチャー 対応機種 Wii 発売元 任天堂 開発元 インテリジェントシステムズ 発売日 2007年4月19日 定価 5,800円 配信 【WiiU】2016年8月3日/2,700円(税8%込) 判定 良作 ポイント RPGからアクション+謎解きにジャンルが転向過去作以上に濃厚でカオスなストーリーとキャラ マリオシリーズ 概要 あらすじ システム 次元ワザ 仲間 アンナ フェアリン その他 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 『マリオストーリー』『ペーパーマリオRPG』に続くペーパーマリオシリーズ3作目で、同時にWii(*1)初のマリオシリーズ作品。 基本的にRPGだった前2作とは違い、本作はアクション+謎解きにジャンルが大きく変化している。 舞台がマリオ達の住む世界とは違う次元であるため、世界観も他のシリーズとは大きく異なる点が多く、前2作の小ネタは出てくるが直接的な繋がりは無い。 あらすじ ある日キノコ城が襲撃され、またしてもピーチ姫がさらわれてしまう。その知らせを聞いたマリオとルイージはクッパの仕業だと思い、クッパ城へ侵入。しかし、クッパはピーチ姫について何も知らない様子。では誰がピーチ姫を?その時、突如ノワール伯爵と名乗る謎の人物が登場。ピーチ姫は彼にさらわれたらしい。直後、伯爵は異次元空間への入口を作り、クッパやその部下達、さらにはルイージまでをも吸い込んで行き、去っていった。ただ1人取り残されたマリオは「アンナ」という蝶のような妖精に出会い、ピーチ姫を助けるため異次元の世界へと向かっていった。 システム 前2作『マリオストーリー』『ペーパーマリオRPG』は「アクション要素のあるRPG」であったが、本作は本家『スーパーマリオブラザーズ』のような「横スクロールアクションにRPG要素がある」という風にゲーム性が大きく変更されている。 本家と同様、2ボタンでジャンプし、クリボーやノコノコと言ったお馴染みの敵を踏みつけて倒して進む。ただし「Bダッシュ」は存在しない。(*2) 敵にはHPが数値として設定されており、マリオもスコア(経験値)を稼ぐことでレベルアップ、HPや攻撃力が上昇するというRPG要素も残されている。 初代での裏技の代表格「無限1UP」を模した箇所も存在し、高スコアを稼ぐことができる…と思いきややりすぎるとスコアを逆に引かれる(*3)。 レベルが上がるとHPなどが全回復する。100階ダンジョンなどでは重要な回復手段となる。 フィールド上における謎解き要素も多い。 後述する次元ワザ、フェアリン、キャラの切り替え、アンナのスキャンなどの要素を駆使してギミックを解いていく必要がある。ゲーム的にはアクション要素よりもむしろこちらがメインと言える。 当然「紙」らしい演出・システムも健在。 収集要素として味方や敵キャラのカードを集める事が出来る。 カードはカード屋で買える他、特定の場所で入手出来る。 単なる収集要素だけではなく、雑魚キャラのカードは集めた枚数に応じてそのキャラに与えるダメージが増加するため攻略の助けになる。 次元ワザ 基本的に冒険中のステージは2Dだが、マリオ使用時のみ「次元ワザ」(ステージを2Dから3Dにチェンジさせる)が使える。 3Dになったステージは敵も障害物もペラペラになって当たり判定が無くなる他、2D時は背景だったものが足場になったりする。 一見進めないような道や避けられないような敵でも、次元ワザを使うことで簡単に進むことができる場面も多く、本作の基本にして最重要システムになっている。 3Dになっている間はゲージが減っていき、ゼロになるとマリオがダメージを受けるので連続使用はできない。 仲間 本作ではマリオ、ピーチ姫、クッパ、ルイージの4人を状況に応じて使い分けることができる。当然各キャラごとに特技が違い、使い勝手も全然違う。 マリオ 前述の次元ワザを唯一使える。能力的には可もなく不可もないと言ったところで、使う機会も多い。 ピーチ姫 ジャンプボタンを押しっぱなしにすると、パラソルを開いてゆっくり降下することができるので、幅が広い穴でも飛び越えることができる。しゃがむとパラソルで身を守るので防御力も高いが、足はマリオやルイージに比べて遅い。 クッパ 攻撃力が他のキャラの2倍で、しゃがむと炎を吐いて攻撃もできる。ただし足が最も遅く、梯子が登れないなど機動性は低め。 ルイージ スーパージャンプという攻撃力2倍の大ジャンプ攻撃が可能。通常のジャンプもマリオより大きく、そして滑りやすい。4人の中で加入がステージ7と最も遅い。(*4) スーパージャンプは下から敵をつき抜けてダメージを与えられる。 アンナ マリオ達の旅に同行することになる虹色をした蝶型のフェアリン。他のフェアリンと違い、常にプレイヤーに追従するため切り替える必要がない。 Wiiリモコンを画面に向けるとスキャン画面になり、ポインタを合わせることでアンナの「真実を見通す能力」により、オブジェクトやキャラの解説をしてもらえる。従来の「ものしり」の発展系のような能力。 敵のHPや攻略情報が教えてもらえたり、脇役の裏設定が知れたりする他、隠された扉を発見したりとこの能力を駆使しないと進行できない場面も多い。 フェアリン 冒険を各々の能力でサポートしてくれる妖精のようなもの。基本的に冒険の途中で仲間になるが、中には条件を満たさないと仲間にならないフェアリンもいる。性格、言動ともになんとも奇妙な奴らだが…。(*5) 今までにもあった「ハンマー」「爆弾」などのアクションは彼らに依存することになる。 詳細は後述するが、このただのお助けキャラに思えるこのフェアリンたちにも詳細な設定が存在する。 その他 収集要素は健在。 キャラクターデータは解析ではなく「カード」というアイテムの収集に変更、基本的にカードショップで購入するかどこかで拾うかして入手する。ちなみにマリオ達のカードを始め、前作のキャラクターのカードもある。 初代からの収集要素でもある料理は今作でも健在。(*6) 評価点 アクションアドベンチャーとして安定した出来 アクション面は『スーパーマリオブラザーズ』よろしくオーソドックスな横スクロールアクションなので取っ付きやすい。HPがライフ制でゲームオーバーになりにくいので難易度も低めと、アクションが苦手なプレイヤーでも安心。 また「次元ワザ」を使えば敵を簡単に避けられる部分も多いので、工夫次第でさらにプレイしやすくなる。 謎解きアドベンチャー部分も、『ゼルダの伝説』シリーズを彷彿させる頭を使ったギミックが豊富。難易度も難しすぎず簡単すぎない程度。 相変わらず独特で魅力的な世界観とグラフィック 「紙」をテーマにした演出や世界観の魅力は相変わらず。本作はそれに加え、幾何学模様がデザインのメインモチーフになっており、さらに味のある雰囲気になっている。 キャラクター 敵キャラの「ザ・伯爵ズ」は旧作キャラのように非常に魅力のあるキャラクターの集まりとなっており、人気も高い。 一見ただのコミカルな連中にしか見えない彼らだが、それぞれ独自の行動理念・理想が存在し、それぞれに物語や設定が組まれている。またペーパーマリオらしいシリアスな面や裏設定もあり、ただの悪党の集まりではない。 ちなみに、このザ・伯爵ズという名前はメンバーの一人のドドンタスだけが使っている名称なため、正式なチーム名と決まっているわけでもない模様。 メインキャラ以外にサブキャラ・モブキャラも濃すぎるくらいしっかりキャラが立っており、ストーリーが進む毎にセリフも細かく変わる。 賛否両論点 前2作において既にマリオシリーズの中でも異彩を放っていたペーパーマリオシリーズだが、本作は前2作を遙かに上回るシリアスかつカオスな要素が満載。 本作のテーマはずばり「愛」。この時点でマリオシリーズとしてかなり異質であることが分かる。 さらにワールド毎に「オタク」「文明と自然の共存」「死後の世界」など様々に焦点をあてたシナリオが展開される。 キャラクターの設定まわりが結構『アレ』。 例えばフェアリン。元は古代の民によって造られた『生きた道具』。生きているので自我を持ち自立行動ができ、各自固有の魔術的な能力を持つ(作中のサポート能力がそれ)。 + その実態は 実は元人間。故に道具として扱われることに不満を持ったフェアリンたちが反乱を起こしたことがあった。そのことに危機感を覚えた当時の人間の手によって、2度と逆らえないように手を施された。彼らの発言、思考がファンキーでクレイジーで奇妙奇天烈なのは前述した通りだが、そうなってしまったのは要するに頭を弄られまともな思考能力を奪われてしまったからである。 他、ザ・伯爵ズの面々やレギュラー以外のサブキャラクターの来歴や末路なども濃い。 ただの一般人もアンナの力で調べると中々アレな過去が語られたりする。そのあたりは『マリオストーリー』からの伝統でもあるのだが。 「コントンのラブパワー」なる暗黒エネルギーがこの物語の始まりを招くきっかけとなるのだが、そもそも このゲーム自体が相当混沌としている 。 + その混沌具合の一例 ゲーム開始後、最初のデアールの頼みを断り続けるといきなりゲームオーバーとなる。 冒頭で仙人の所へ行き、次元ワザを教えてもらうのだが、その際「勇者だから武器や技をタダでもらえると思うな」と説教され、とんでもない額のコインを要求される。 物を割ったことで借金まみれになり、地下王国のような場所で借金仲間達と拷問染みた肉体労働をするはめに。 途中、ザ・伯爵ズメンバーの一人「マネーラ」の変身シーンがあるのだが、その描写がややグロい。更には「グギッ」というリアルな効果音のおまけ付きで、マリオゲーらしからぬ不気味さがより増している。 あるキャラが自身の偽物から逃げるために一時避難する。それはいいのだが、その避難場所がよりによって便器の中。しかもこのキャラは女性である(なので隠れる場所も女子トイレ)。 その後、偽物と本物の区別がつかなくなったところで、本物を見分けるという名分でいきなりシリーズ恒例のクイズショーに移行。いくら恒例とはいえ…。 なお、偽者の変身能力は完璧で、一見するだけではまったく本物と見分けがつかない厄介な代物なのだが、前述のように本物が便器に隠れていたことが伏線となって、 本物を見分ける非常に分かりやすいヒント へとつながるという、あんまりなオチ。 ステージ3-2途中で登場する超巨大ゲッソー。こいつの弱点は一本だけ色の違うゲソである。 全くの余談だが、イカ系の生物の生態は結構変わっていて、雄のゲソ10本の内1,2本は交接腕と呼ばれる特殊なものになっている。ん? 更に言えば、そのゲソを初めて攻撃すると「そこはカンニンや」というアレな発言をする。 カメレゴン。今回(に限らずスーパーマリオシリーズ全体と言っても過言ではない)で最大の迷ボスキャラクター。異常なまでに彼に関する描写が濃い。ピーチとのイベントはある意味本作のカオスさを象徴するイベントである。 どういうキャラかというと、一言で言うと絵に描いたようなヲタク。任天堂のキャラクターとしては極めて異質(*7)である。しかし、割と生産的なヲタクらしく、古城を改造して色んなロボットを作ったりもしている。 その他、彼の部屋には過去作の仲間キャラのグッズが並べられている。 彼とのボス戦前の会話は恋愛シミュレーション風になる。テキストもやたら多く、選択肢にそれぞれあるあたり無駄に手の込んだ仕様である。 自前のカメラの性能自慢を独り言で言うシーンがあるが、これも何故か10種類も存在する手の込みよう。大半のプレイヤーは全部見ずに終わる しかもこの自慢、やけに詳しく「F値」「ノイズリダクション」といった専門用語を使いまくる。 なお、ゲームクリア後には行いを改めており、とある重要な機能を復帰させてくれる。必ず立ち寄ろう。 あるワールドでは突然宇宙に放りだされる。酸素が無いので宇宙ヘルメットの代わりに金魚鉢をかぶって宇宙へ……(*8) さらにその宇宙にある公衆便所では紙が切れて立ち往生したまま数百年そこで過ごすはめになったキャラが登場。しかも、いざ便所から出てきてみれば、そもそも便所という施設自体を必要としそうにないキャラだったりする。 一向に客が来ないコンビニが登場する(マリオの世界観ではその存在自体が十二分に異質である)のだが、その立地がこれまた無人の星。まあ宇宙に公衆便所があるのもおかしいのだが、何故そんなところに…(*9)。 ちなみにこのコンビニ、売り物がチョコバー3種類だけ。有人の地に店を構えたとしてもそりゃあ客は来そうにない。 終盤、とある中ボスに「いざ、往かん」とばかりに意気込んで勝負を挑んだら何故か戦闘がRPG風。 ドラクエっぽいなどと言われることもあるが、インターフェイスは『MOTHER』に近い。 同じく終盤ある3人の人物を探すことになるのだがそのうちの1人の隠れ場所がまたもや公衆便所。 ゲームの心得を教えてくれる一般人に「困った時は人に聞け」「それが駄目なら攻略本」「それでもダメなら売っちまえ」と言われ、終いには「つまらないゲームをやるのは時間の無駄」と言われる。クソゲーに対する批判だろうか?…さすがに本作に対する自虐ではないと信じたい ちなみに他にも「攻略本を買え」と言う人がいたりする。宣伝? 本編攻略に必須ではないフェアリンを入手するためのサブイベントがあるのだが、途中「この面倒なお使いイベントを…ゲフンゲフン」というメタなセリフがある。 その他、ザコ敵がこちらと同様に無敵アイテムを使ってくる、急に脳トレが始まる、途方も無い数の敵を相手に1対1で対決する事になった際にプレイヤーの心境をメタ台詞で煽ってくる、技が決まると八秒程のやたら長い決めポーズを取ってくるボスが居る…など枚挙に遑がない。 もはやお約束の 緑のヒゲ ことルイージの扱い。スタッフも相当お気に入りなのか 可愛がりに磨きがかかっている 劇中での描写が濃い。 過去のペーパーマリオシリーズではそこまで酷い扱いを受けていなかった。ルイージがとにかく酷い扱いをされるのはマリオ&ルイージRPGシリーズの方であったのだが、そちらのノリがこちらに より凄まじい扱いになって 輸入された格好である(マリルイと違ってこちらはルイージが喋るということも)。 ただし、敵を踏んで倒すというシステム上、ジャンプ力が高くスーパージャンプも可能なルイージはマリオよりは使い勝手が良い。その点では優遇されている。そしてペーパーマリオシリーズで唯一ルイージを操作できるゲームである。 と、これだけでは半分にも満たないほど。 この重いんだか軽いんだかわからないシリアスなストーリーとカオスなギャグ(?)要素が新たに熱烈なファンを生み、同時に旧作のファンからは首を傾げられることになった。 問題点 相変わらず移動のテンポが悪い。 移動速度を大きく上げるフェアリンもいるが、入手するには100部屋ダンジョン(表)をクリアしなければならず、中々面倒。 ステージ2-1クリア後に100部屋ダンジョンに入れるようになるため、頑張ればすぐに入手できる。しかしその間にレベルアップしすぎて本編がヌルくなる恐れもある。(*10) これまで同様、近道の土管はあるが、街中の移動にしか使えない。 ハザマタウンとウラハザマタウン、2軒あるカード屋、2人いる料理人などの間を行き来するのも非常に面倒。従来作では1~2個の食材を1人の料理人が料理してくれたが、本作では食材が1個の場合と2個の場合で料理人が別になったため明らかな劣化となっている。 4人のキャラを操作できるが、クッパが強力すぎて他のキャラが移動時くらいしか使えない。 冒険中手に入る「ミニみ」というフェアリン(操作キャラを小さくする能力を持つ。小さくなっている間は敵に気付かれない。)を使って火炎放射をしているだけで簡単に雑魚を倒せてしまう(具体的には小さくなる→敵にある程度近づく→火炎放射→炎に触れた敵が自滅)。 しかしボス戦時に小さくなるメリットはほとんど無く、クッパでは進めない場所や倒しにくい敵も多く存在するため、「ミニみとクッパのみしか使えない」というわけではない。 ちなみにボス相手にはクッパよりも浮遊して連続で踏めたり、ガードが出来るピーチの方が有利な事が多い。 新規キャラクターの造形の好みが分かれる。 異世界が舞台だからか全体的にカクカクした直線的なデザインが多く、丸みのある形をしたキャラクターは全体的に少ない。これだけでも本作の異質な雰囲気を占めているといってもいいぐらい。 一方でノワール伯爵のように「カッコイイ」と好評なキャラもいる。 いつものマリオのキャラクターはクリボーやノコノコなどのクッパ軍団を除きほぼ出てこない。冒頭でキノピオが出てくる程度。(*11) 従来のシリーズに比べコインが貯まりにくく、物価が高い。 特に攻撃アイテムの値段が跳ね上がっており、使うのが躊躇われる。 敵を倒した際に出すのはだいたい0~4コイン。一方アイテムの値段は基本となるものでも30コインは下らない。 なお、きらめくパンジーさんを使って簡単にコインを稼げる方法があり、それを使えばコインには困らなくなるが、そうすると今度は999コインまでしか所持できない点がネックとなる。 仕掛けの演出が過剰で、若干イライラを引き起こしかねない。 特にタワーに上るエレベーターの演出は長い割にカットできない。モドルドカンを使ってワープした方がエレベーターに乗るより早い。 アクション面の難易度が低い。 敵の体力や攻撃力がかなり低く設定されており、道中に回復が多く配置されているため、よほどアクションが苦手でもない限りそうそう死ぬことはない。 敵の攻撃力についてはステージ1~3あたりは攻撃力1~2、ステージ4~5は3、ステージ6~8は4程度。もう少し上げてもよかったのでは… あらゆる攻撃が効かず爆弾を飲み込ませるしかない敵や、倒さない限り延々とクローンを量産し続ける敵、やたら攻撃時のSEが大きい敵などいやらしい敵もいる。 ただし過去作と違い、ステージ攻略中に宿屋や回復ブロックが一切ないなどいつでも何度も回復出来る場所はない。 また、後半は攻撃力が2倍になるアイテムが店売りで簡単に入手できるため、ボス相手でも瞬殺可能。 ボスが全般的に弱い。 前述したように従来のマリオにRPG要素が半端に残っている所為もあるのだが、HPが低く、それに加え無敵時間が無いため、割とすぐ倒せるボスが多い。特にエルガンダーは演出とステージの都合上、輪をかけて酷いことになっている。一応HPは他に比べ高めに設定されているが、それでも状況的に足りていない(*12)。 マネーラやドドンタス(3回目)(*13)やノワール伯爵(*14)のように比較的強い中ボスやボスもいるのだが、それでも大体ごり押しが通用してしまう。 ラスボスの最大攻撃力が何とたったの6。前座の方が高いが、それでも8しかない。 謎解きで詰まることがある。 ステージ中、様々な謎解き的ギミックが存在し、ある意味このゲームの最大コンテンツでもあるのだが、こうした謎解きは詰まると先に進めない。難易度は決して高くないが、数が多いので、詰まることも。 一応、救済措置も存在し、ハザマタウンのある店でコインを支払うとヒントをくれる。が、ステージによってはハザマタウンに戻れなくなることもあり、そういったステージでは自力で謎解きをクリアしなければならない。 クリア後のやり込み要素が少ない。 表裏含めた100部屋ダンジョンもモノノフ王国100人抜きも前述の方法で簡単にクリアできるため、達成感があまり無い。 100部屋ダンジョン(裏)は2回クリアしないとボスと戦えない。初回は100部屋目にたどり着いても何も起こらず、もう一回ここまで来いと言われるのみ。 100部屋ダンジョン自体の難易度は前作『ペーパーマリオRPG』よりもかなり簡単になってはいる。 ただし、100部屋ダンジョン(裏)のカゲ敵たちは手強く(*15)、ひじょうしょくを大量に持ち込まないとクリアが難しかったりする。 一応他にも「カード集め」「宝探し」などのやり込み要素が存在する他、クリア後にしか行けない場所もある。 サウンドテストの仕様が不便。 クリア後のハザマタウンのバーに現れる「キュービィ」に話しかけ、10コイン払うことでゲーム内の音楽を鑑賞できるのだが…実質的なサウンドテストであるにもかかわらず自分で曲を選択することができないという謎仕様になっている。 しかもどれが流れるかはランダム。本作のBGMはおよそ80曲以上収録されているため、全て聴こうと思ったら約900枚ものコインを稼いでこなければならない。なおほんのわずかだがBGMの抜けがある。(ヘルワンワン戦の中ボスの「きょうてきあらわる」のアレンジ曲など。) そもそも何故サウンドテストにコインを払う必要があるのかも疑問である。バーなのだから普通にジュークボックスで好きな曲を掛ける等の方法でよかったのでは… 一応、全てのBGMを聴き終えるまでは毎回違う曲を流してくれる。またマリオシリーズでは珍しく曲名も付いている。BGM自体も評価が高い。 この仕様は続編の3DS『ペーパーマリオ スーパーシール』にも更に悪化した形で引き継がれてしまった。 + ラスボス及びクリア後について(ネタバレ注意) ラスボス戦でルイージが使用できない。 なんとルイージが洗脳されてしまい、ラスボスになるからである。 上記の通りルイージの加入は終盤のステージ7と遅く、ボス戦で活躍出来るのはステージ7とラスボス直前のノワール伯爵戦だけとなる。 エンディングでのイベントでアンナがノワール伯爵と一緒に離脱してしまい、クリア後の後日談でも復帰することはない。 よってアンナが担当していたスキャン機能が一時的に使えなくなるが、その復帰方法が分かりづらい。(*16) ちなみに、復帰のさせ方とは上記のカメレゴンに会いに行き、彼がアンナを観察して開発したメカ「ジャスミン2世」を買い取る事。 ここにも罠があり、なんと要求される額が999コインと最大値でカウントストップした額。溜まっていなかったら稼ぐ所から始めなければならない。 総評 人気の「ペーパーマリオ」シリーズ第3作だが、「アクション要素のあるRPG」だった前2作から、「RPG要素のある謎解きアクション」にゲーム性がほぼ別物に大転換。 それゆえ従来のRPG路線を期待したシリーズファンからは戸惑いの声も聞かれるものの、単体で見れば一定の完成度を誇る作品である。 ジャンルは変わったものの、どこかブラックな雰囲気や密度の高い小ネタなどシリーズの雰囲気はしっかり受け継がれている。 余談 いままで謎であった「ルイージはおばけが苦手だが、本編のマリオでは全く気にせずお化け屋敷ステージに入れる」理由がフォローされている。
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ペーパーマリオRPG 23-649 649 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/07/27(木) 13 47 18 ID wuD+OPbP マリオストーリーはあるんで、続編のペーパーマリオRPGを書きます。 早速ゴロツキタウンにやってきたマリオだが、絡まれているクリボーの女の子「クリスチーヌ」を助け、 彼女つながりで、考古学者「フランクリ」と知り合い、マリオは宝の地図はこの地に眠る伝説の秘宝だと知る。 宝はゴロツキタウン地下で厳重な扉に閉ざされ、その封印をとくには、 7つのスターストーンが必要だと知らされるマリオ。 同じく宝を探るため、マリオはスターストーンを探すことを決意する。 マリオの仲間となるのは、 助けてもらった恩返しと真実の追究のためマリオの仲間となる「クリスチーヌ」 魔獣に父を喰われ、マリオと共に魔獣退治に向かう気弱な「ノコタロウ」 田舎に引っ込んでいたが、冒険の刺激に誘われマリオに付いてくる「マダム・クラウダ」 卵の時、調理されるところをマリオに救われ、恩義を返そうとする熱血漢の「チビヨッシー」 敵側であったがマリオに助けられ、その人柄に惚れてマリオ側についたゴースト「ビビアン」 妻を亡くしたショックで船から下り、くすぶっていた元船長「バレル」 平凡な店主と、華麗なる怪盗、二つの顔を持つ「チュチュリーナ」 対して、同じくスターストーンを狙う敵、 機械と魔法を使い分ける「バツガルフ」を首領とする「メガバッテン軍団」 今回は脇役っぽいが、所々で障害となる「クッパ」 平原、大樹、闘技場、暗村、孤島、豪華列車、 様々な冒険、幾多の戦いの中、マリオは最後のスターストーンが眠る月へ向かった。 遥かなる地でメガバッテン軍団と最後の激闘が繰り広げられる。 メガバッテン軍団は倒したものの、バツガルフを逃がしてしまう。 その後、ゴロツキタウン地下の封印が解かれていると知ったマリオは、二人を追いかけ、扉の封印を解く。 しかし、それは罠だった。マリオに封印を解かせ、先回りして秘宝を奪おうとするバツガルフ。 間一髪マリオはそれを阻止するも、突然のクッパの襲来にあい、バツガルフは秘宝の間へと辿りついてしまう。 しかし、秘宝の間へたどり着いたマリオが見た物は、圧倒的な力でバツガルフを屠るピーチの姿だった。 かつてこの地を一夜で沈めた闇の化身「カゲの女王」だったのだ。 ピーチの身体を乗っ取ったカゲの女王に、手も足も出ないマリオ。 しかし、その時、今まで出会った全ての人の想いがマリオに届く。 想いの力はカゲの女王を怯ませ、マリオに闇を破る力を与えた。 こうしてカゲの女王はピーチと共に倒れ、仲間に別れを告げたマリオはゴロツキタウンを後にするのであった。
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ペーパーマリオRPG 23-649 649 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2006/07/27(木) 13 47 18 ID wuD+OPbP マリオストーリーはあるんで、続編のペーパーマリオRPGを書きます。 早速ゴロツキタウンにやってきたマリオだが、絡まれているクリボーの女の子「クリスチーヌ」を助け、 彼女つながりで、考古学者「フランクリ」と知り合い、マリオは宝の地図はこの地に眠る伝説の秘宝だと知る。 宝はゴロツキタウン地下で厳重な扉に閉ざされ、その封印をとくには、 7つのスターストーンが必要だと知らされるマリオ。 同じく宝を探るため、マリオはスターストーンを探すことを決意する。 マリオの仲間となるのは、 助けてもらった恩返しと真実の追究のためマリオの仲間となる「クリスチーヌ」 魔獣に父を喰われ、マリオと共に魔獣退治に向かう気弱な「ノコタロウ」 田舎に引っ込んでいたが、冒険の刺激に誘われマリオに付いてくる「マダム・クラウダ」 卵の時、調理されるところをマリオに救われ、恩義を返そうとする熱血漢の「チビヨッシー」 敵側であったがマリオに助けられ、その人柄に惚れてマリオ側についたゴースト「ビビアン」 妻を亡くしたショックで船から下り、くすぶっていた元船長「バレル」 平凡な店主と、華麗なる怪盗、二つの顔を持つ「チュチュリーナ」 対して、同じくスターストーンを狙う敵、 機械と魔法を使い分ける「バツガルフ」を首領とする「メガバッテン軍団」 今回は脇役っぽいが、所々で障害となる「クッパ」 平原、大樹、闘技場、暗村、孤島、豪華列車、 様々な冒険、幾多の戦いの中、マリオは最後のスターストーンが眠る月へ向かった。 遥かなる地でメガバッテン軍団と最後の激闘が繰り広げられる。 メガバッテン軍団は倒したものの、バツガルフを逃がしてしまう。 その後、ゴロツキタウン地下の封印が解かれていると知ったマリオは、二人を追いかけ、扉の封印を解く。 しかし、それは罠だった。マリオに封印を解かせ、先回りして秘宝を奪おうとするバツガルフ。 間一髪マリオはそれを阻止するも、突然のクッパの襲来にあい、バツガルフは秘宝の間へと辿りついてしまう。 しかし、秘宝の間へたどり着いたマリオが見た物は、圧倒的な力でバツガルフを屠るピーチの姿だった。 かつてこの地を一夜で沈めた闇の化身「カゲの女王」だったのだ。 ピーチの身体を乗っ取ったカゲの女王に、手も足も出ないマリオ。 しかし、その時、今まで出会った全ての人の想いがマリオに届く。 想いの力はカゲの女王を怯ませ、マリオに闇を破る力を与えた。 こうしてカゲの女王はピーチと共に倒れ、仲間に別れを告げたマリオはゴロツキタウンを後にするのであった。
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ペーパーマリオRPG 任天堂 開発 インテリジェントシステムズ ジャンル アクションRPG 発売日 2004年7月22日 価格 5,800円 真剣スレの住人が天界でまったりゲームの話をするスレ37より 569 :名無しさん必死だな :2006/04/08(土) 22 14 14 ID b68toWHd ペーパーマリオは「紙」の世界というのをうまく使ってて面白かったな。 家に入ろうとすると建物の前部が折りたたまれて内部が展開したりとか、 マリオが折り紙の飛行機や船にトランスフォームしたりとか…… 582 :名無しさん必死だな :2006/04/08(土) 23 00 43 ID jWuldviC ペーパーマリオはお芝居っぽさというよりも二次元と三次元が ダイナミックに入れ変わる感じに力点が置かれてる、のかな? 改めて画面写真見たらそれだけででうっとり出来る作品世界…いいっすね… 592 :名無しさん必死だな :2006/04/08(土) 23 11 33 ID b68toWHd 582 ペーパーマリオRPGで芝居っぽさと言えば戦闘シーンだな。 戦闘シーンが舞台になってて、背景の雲なんかは上から吊るされてる。 戦闘が盛り上がると観客が増え、特殊技を使うのに必要なスターポイントがもらえるっていう、 ちゃんとシステムに繋がってるところがまたいい。 観客によっては物を投げてくる迷惑な奴もいたり、子守唄を歌って観客を眠らせる奴がいたり。 地震攻撃をされると背景が倒れ掛かってきてダメージ、別の背景に入れ替わったりとか。 本当に飽きない戦闘だったなあ。
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今日 - 合計 - ペーパーマリオRPGの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時28分50秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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登録日:2012/02/06 Mon 09 38 18 更新日:2024/04/28 Sun 19 22 40NEW! 所要時間:約 23 分で読めます ▽タグ一覧 Wii アクションアドベンチャー インテリジェントシステムズ カオス ゲーム シリアス スーパーペーパーマリオ ペーパーマリオ マリオ マリオシリーズ 任天堂 愛 愛すべきバカ達 戦う姫 敵も味方も変な奴 涙腺崩壊 濃すぎるキャラクター性 王道展開 紙ゲー 考えついた人は神 鬱展開 鬱燃展開 黒い任天堂 見方を変えれば、世界も変わる 『スーパーペーパーマリオ』(Super Paper Mario)とは、2007年4月19日にWiiで発売されたアクションアドベンチャーゲームである。 通称「スペマリ」「スパペパ」など。 【ゲーム概要】 N64の『マリオストーリー』から始まるペーパーマリオシリーズの3作目。開発は同じIS(インテリジェントシステムズ)。 Wiiで発売されたゲームだが、元々はGCのソフトとして開発されていた。 タイトルにペーパーとつくだけあって、キャラクターの多くが紙のような2Dの体をしている。 前2作と直接的な繋がりはないが、所々前作ファンがニヤリとするような小ネタが散りばめられている。 このシリーズはタイトル通り「紙」をモチーフにした世界観が特徴であり、キャラクターを横から見ると薄くペラペラであったり、ヒラヒラと舞い降りたりするなどの「紙」である事を利用した演出やギミックも多く、今作も例外ではない。 本作のシステムはRPGからアクションに転換したため好みは分かれるところだが、「個性的なキャラクターが織りなす物語」「メタ発言やブラックジョークなど黒い任天堂要素」など、従来の作品の「お約束」はしっかり引き継がれている。 カオス度は明らかに前作を上回っており、あるステージでは絵に描いたようなキモヲタが登場したり、急に画面がギャルゲ風になったり、「攻略本を読め」とメタ発言をしてくるキャラがいるなどツッコミ所満載。 ただし、一方でシナリオはかなりシリアスなものとなっている(後述)。 【システム】 前述したように、RPGからアクションに変更された。しかし、スコア(経験値)を溜めてレベルを上げる、レベルが上がると攻撃力とHP(ハートポイント)が増えるなど従来のRPGらしい一面も持ち合わせている。 操作できるキャラクターは4人いるが、HPやスコアは全員共有。攻撃力はクッパのみ他の3人の2倍となっている。 このゲームの売りに「次元ワザ」というものがある。 基本的に2Dで進行する(ファミコンやスーファミのマリオなどを想像して欲しい)のだが、マリオが『次元技』を使うことで画面が90度回転し3D世界になる。 高くて越えられない壁や、怒涛の敵も何のその。『次元技』を使い、3D状態にしてしまえば障害物のすぐ横をすんなり抜けてしまえるのだ。 作中ではこの次元ワザを使うギミックが多く存在し、これを使わなければ発見できない通路やアイテム、キャラクター等も多い。 この次元ワザ、障害物や敵を避けたり何かと便利だが、時間制限があることに注意。ゲージがなくなるとHPが1ずつ減ってしまう。 一応「マリオのカード」を入手することでゲージが減らなくなるが、入手はエンディング後になるためあまり意味はない。 敵の中にはマリオと同じように次元を切り替え攻撃してくるものや2D・3D両方の世界に対応している立体の敵もいるため、とりあえず次元ワザを使えば安心というわけではない。 また、本作では「フェアリン」という意思を持った道具たちが手を貸してくれる。 クリオやクリスチーヌたちと違い、メインストーリーにはほとんど絡んでこないが性能はよく似ている。 例えば爆弾フェアリンの「ボムドッカん」はピンキーやバレルのような能力を持ち、ペラペラフェアリンの「キえマース」はレサレサやビビアンのような能力を持つ。 そして、操作キャラクターとしてはピーチ姫、クッパ、ルイージの3人が本格的に仲間として参戦。それぞれの個性を生かしたアクションで道を切り開いていくことになる。 各キャラクターの具体的な能力は「キャラクター」の項で。 ちなみに、Wiiリモコンをタイミングよく振ることで「アクロバットアクション」を起こすことができる。 敵を踏みつけたあとにリモコンを振ったり回転させたりすることでボーナススコアが手に入るというもの。難易度の高いアクションほど貰えるスコアも多い。 【ストーリー】 さて、今日は… 「ふういんのヨゲン書」のお話をしましょう ペーパーマリオシリーズは元々個性的で強烈なキャラクター達やドラマチックな物語など、「マリオらしからぬ」要素が人気であり、本作もストーリー部分に非常に力が入っている。 物語のテーマはズバリ「愛」。「世界を滅ぼそうとする悪役に立ち向かう勇者」と一見王道RPGのような物語だが、各ステージでは信頼や家族愛、恋愛、歪んだ愛などさまざまな形の「愛」が描かれている。 敵もまた単なる悪役ではなくそれぞれの信念のもとに戦っており、各人の思いが交錯してキャラクターや物語に深みを持たせている。 これまでと同じく、物語は全て絵本の中のお話という形をとっている。上の「さて、今日は~」は本作のプロローグ冒頭文である。 マリストは「星へのねがい」、ペパマリRPGは「スターストーンと魔法の地図」という本のタイトルだったが、本作は「ふういんのヨゲン書」というタイトル。 ●あらすじ ある日のこと。平和過ぎて暇を持て余すマリオとルイージのもとに「ピーチ姫が拐われた」とキノピオが助けを求め飛び込んで来ました。 「どうせまたクッパの仕業だろう」と、二人はいつものようにクッパ城へ向かいます。 ところが、クッパは何も知らない様子。そこへ現れたのは「『黒のヨゲン書』に選ばれしヨゲンの執行人」と名乗る怪しい男、ノワール伯爵。 彼はピーチ姫やクッパ、その部下たちやルイージを謎の結婚式場へと連れ去ります。 伯爵の部下、ナスタシアの力によりピーチ姫は無理矢理愛の誓いの言葉を言わされ、クッパと結婚させられてしまいます。 その時、突如誕生したのが「コントンのラブパワー」なる禍々しいチカラ。 交わることのない「清らかで美しい姫」と「猛々しく恐ろしい魔王」が愛の誓いを交わすことで生まれた邪悪なエネルギーだったのです。 伯爵はそのチカラを利用し、いずれ世界の全てを呑み込むという「次元のあな」という不気味な穴を空に作り出します。 伯爵の狙いは「コントンのラブパワー」を使って世界を破滅させる事だったのです。 一方、一人残されたマリオはアンナと名乗る蝶々のようなフェアリン(妖精)に連れられ、ハザマタウンという街を訪れます。 その街でマリオはデアールという老人から、自分は「黒のヨゲン書」に対抗する為に書かれた「白のヨゲン書」に記された勇者であり、世界を救える唯一無二の存在である事を知らされます。 デアールはこうも言います。世界を救うには、「コントンのラブパワー」に対抗できる8つの「ピュアハート」を全て集めなくてはいけないと。 果たしてマリオはノワール伯爵の野望を阻止する事ができるのでしょうか。 世界の運命をかけた冒険が今、始まるのです。 【キャラクター】 今作はいつものマリオシリーズのキャラクターはほとんど登場しないが、カクカクとした不思議な造型のキャラクターが多く登場する。 メインキャラクターはもちろん、町の住民などモブのキャラクターにまで無駄に強烈な個性が設定されており、アンナのチカラを使うことでプライベートな情報を知ることも可能。 ○主人公とその仲間たち マリオ お馴染みの世界的に有名な赤い配管工。今回は「白のヨゲン書」に謳われし伝説の勇者。 ヨゲン書には「赤い帽子に青いツナギ、フサフサのヒゲのオトコ」と書かれていた。 台詞は相変わらず一切無いが、台詞はアンナが代弁することが多い。勿論本人にも意思はちゃんとあり時には何でそんな事考えるんだよという選択肢も出てくることも。 最初はジャンプ攻撃くらいしか特徴がないが、最初のステージでジゲン仙人ア・ゲールからこのゲームの持ち味である「次元ワザ」を教えてもらう。 また、小さなことだがしゃがみ移動ができるのも特徴。(他のキャラは十字ボタンの下を押してもしゃがめない) ピーチ姫やルイージを助け出すため、そして世界を救うために波乱万丈の旅に出る…のだが、異世界の人々からはやたらと外見を貶められることが多い。 ハザマタウンの少女からは「おもしろいかっこう」、カメレゴン城の扉から「醜いおっさん」、マネーラからは「むさいヒゲ」、ロック人からは「デッサンの狂ったオッサン」等々…。 とはいえ、世界を救った後は各地で褒め称えられ感謝されるので少しは救われる…と思いたい。 ピーチ 「つよいのは気だけじゃないわ…あまりふざけたことを言っていると最後には怒るわよ!」 お馴染みのヒロインで、キノコ王国のお姫様。今回はクッパではなくノワール伯爵によってさらわれる。 黒の予言書には「清らかで美しい姫」と書かれており、コントンのラブパワーを生み出すために伯爵によってクッパと結婚させられる。 彼女自身はかなり抵抗したのだが、ナスタシアの催眠術には逆らえずイヤイヤながらも愛を誓ってしまう。 本人は自分のせいでコントンのラブパワーが生まれてしまい、世界が危機に陥っていることに責任を感じているような発言もする。 結婚式の後は敵の本拠地である暗黒城で目覚める。一度追い詰められるも、ある人物の介入によってハザマタウンへ飛ばされ、マリオの仲間入り。 サンデールによるとヨゲンに謳われし「四人の勇者」のうち彼女は二番目。パラソルを使って長距離を滑空したり、敵の攻撃をガードしたりと戦闘力は意外に高い。 普段は姫らしくおしとやか…なのだが、図々しく求婚してくる相手に爆弾を投げつけたり、オバサン扱いしたマネーラをタイマンでぶちのめすなど怒ると怖い一面も描かれている。 クッパ 「たのまれるまでもない。ワガハイは自分の世界を守る。…ただ、それだけだ」 お馴染みの大魔王で、マリオの永遠のライバル。ピーチ姫と無理矢理結婚させられるも、本人はノリノリで上機嫌。 その後はステージ3の「カクカク平原」に部下共々追いやられるが、たまたま見つけた古い砦に住みつき暮らしていたところマリオとばったり再会。 世界を救うため協力してほしいという頼みを一度は突っぱねるが、「いずれ自分が支配する世界を滅ぼさせないため」&「囚われの部下たちを助けるため」に、マリオと手を組むことに決める。 大魔王のくせに四人の勇者の一人であり、攻撃力は他キャラの2倍でボス戦では大活躍。 ヘびードンやミニみなどのフェアリンと相性がいい。更に炎を吐くことも可能。 欠点は足が遅いことと体がでかくて狭い所では邪魔になること。足の遅さはノッテこーと組み合わせることである程度は解消できるが…。 アンダーランドでは誤解して襲ってきたりもするが、最終決戦では追い詰められたマリオに「何度でも我輩に向かってくるいつものガッツはどうした!」と活を入れるイケメン。つまりツンデレ ルイージ 「う、うわ~~!! にいさん、助けて~~!!」 ご存知、マリオの弟で永遠の二番手。冒頭で伯爵にさらわれ、結婚式場の大爆発に巻き込まれいきなり行方不明に。 その後しばらく音沙汰無いが、物語も大分後半に入ったステージ7のアンダーランドで兄と再会。ようやく仲間入りする。 ヨゲンに謳われし四人の勇者の最後のひとり。ジャンプ力は一番高く、スーパージャンプの頭突きは攻撃力2倍。欠点は足が滑りやすいこと。 ペパマリシリーズらしく相変わらずルイージいじりは酷く、異世界の住民からは「冴えないモヤシっ子」「影の薄い緑のヤツ」など散々な言われよう。 だが…。 実は本作におけるラスボス(の一部)。 アンナ 「こうしてアナタといると、はじめて出会ったころを思い出すわね」 真実を見通す力を持つフェアリン。ピュアハートの存在を感じ取ることができるため、マリオの相棒として共に旅に出る。 虹色の蝶の姿をしている。名前の由来は「案内」だろう。本作のヒロイン(?)。 クリオ、クリスチーヌと同じ能力を持ち、Wiiリモコンを画面に向けることであらゆるもの(キャラクターから障害物まで)を調べることができる。 最初はクールな性格だったが、カメレゴンから助けられてからは次第に心を開いていく。マリオのことを大切に思っている。 ラブエルからはマリオたちとの仲をからかわれてしまった。ちなみに騒がしい人(ドドンタスみたいなタイプ)が苦手。 デアール曰く、彼女は元々は人間とのこと。何者かに呪いをかけられハザマタウンに流れ着いた次元の漂流者だったらしい。 息絶える寸前の彼女をデアールは先祖の文献を元にフェアリンへと変えたようだ。その際これまでの記憶を全て失ってしまった。 彼女の正体及び過去のエピソードが、本作のストーリーの根幹に関わることになる。 フェアリンたち ※ここではアンナ以外のフェアリンを紹介する。 意思を持った道具たち。遥か昔、古代の民によって作られた存在。勇者にチカラを貸すために世界各地で眠りにつき待っている。 喋り方や性格は非常に個性的かつ奇妙であり、名前もカタカナの中に1文字だけ平仮名が入っておりこれまた奇妙。 ステージ中には彼らの力を使わなければ進めない場所が多く、またボス戦では特定のフェアリンを使うことで非常に楽になるものもある。 ●トるナゲール 手のような形をしたフェアリン。モノを掴んで投げることができる。 トゲがなければどんな敵も持ち上げられる。ただしボス相手は少し難しい。 ●ボムドッカん 爆弾に変身することができるフェアリン。物を破壊するだけでなく攻撃も可能であり、100部屋ダンジョンでは大活躍。 ●キえマース ペラペラになって姿を消すことができるフェアリン。スリリングな体験が大好き。 前作のペーパーモードのように細くなれるだけでなく、じっとしていれば無敵という凄い能力。 ●ヘびードン ヒップドロップができるようになるフェアリン。仲間入り時にはマリオたちに入念なボディチェックを施してくる。 火力二倍のヒップドロップが強力であり、ボス戦の申し子その1。クッパのズッ友。 マリオの次元ワザと組み合わせて無限ジャンプ出来るバグ技がある。 ●ノッテこー 直方体の展開図のような姿のフェアリン。リフトに変身してトゲの上でも進めるようになる。 こちらも鈍足のクッパと相性がいい。クッパの火炎と合わせて無限ジャンプ出来る裏技がある。 タイムアタックの申し子。 ●メクるルン 空間の一部をめくることができるようになるフェアリン。宇宙のトイレに100年間も籠っていた。 敵を回して怯ませるだけでなく、一部のギミックやお宝探しにも使える。 ●ハまハンマ ハンマーに変身するフェアリン。硬いブロックを砕いたり、敵を攻撃できる。喋り方も性格も体育会系。 リーチは短いが、ボムやヒップドロップと違って癖のない攻撃モーション。ボス戦の申し子その2。 ●ミニみ マリオたちを小さくすることができるフェアリン。アンナ以外では唯一の女の子で、詩的な表現が得意。 良くも悪くも癖が強いフェアリンの中で比較的まともな常識人。 ●バーリやー バリアを張ることができるフェアリン。仲間にしなくてもクリア可能。カメレゴン城へ行くためのヒントをくれる。 飛び道具を反射するだけでなくバリアで攻撃することも可能。 ●ダダっシュ ダッシュができるようになるフェアリン。仲間にしなくてもクリア可能。 100部屋ダンジョンの最奥にいるため入手は結構面倒臭い。 ●ぴッキョローン キャラクターに対応した音楽を鳴らすことができるおまけフェアリン。仲間にしなくてもクリア可能。 一見意味はなさそうに見えるが、呪い状態を解除したり、特殊なブロックを壊したり、ヘルワンワンを眠らせる隠れ効果がある。 名前の元ネタは前作のバッジ「ピッキョローン」。 ●??? ED後に登場するキャラ。カメレゴンが作ったフィギュア。 お値段なんと999コイン。能力は… ○ザ・伯爵ズ ※詳しくはザ・伯爵ズを参照。 ノワール伯爵 「クチをひらけ暗黒よ!そして全てをのみこみヨゲン通りけがれた世界をほろぼせ!」 黒の予言書の所有者であり、世界滅亡を目論む謎の男。勇者であるマリオ一行の最大の敵。 口癖は「…でワ~ル」で「ワ~ルワルワルワルワル~」という珍妙な笑い声をあげる。 「ノワール(Noir)」とは仏語で黒という意味。また、悪役なので「悪(わる)」もかけていると思われる。 「ヨゲン執行人」として、ピーチ姫とクッパを結婚させて混沌のラブパワーを手に入れ、次元の穴を創り出す。 その次元の穴の内部に暗闇の城、暗黒城を築き、その最奥部にて待ち構えている。 部下達には「今の世界を消し去った後は、お前達の望む世界を創り出してやろう」と言っている。 テーマ曲は「ヨゲンしっこう人 ノワール伯爵」「はめつをのぞむ者」「おわりへのたたかい」の3つ。 最初は世界を滅ぼそうとするただの悪党のような印象を与えるが、ストーリーを進めると…。 ナスタシア 「伯爵さまの前でみっともないですわ」 ノワール伯爵の側近。グラサンとお団子ヘアの女性。前作のキノシコワによく似ている。 伯爵に絶対の忠誠を誓っており、彼のためならどんな手段も厭わない。 どんな相手も従わせることができる「チョー催眠術」を操る。クッパとピーチ姫を無理矢理結婚させたのは彼女の催眠能力である。 基本的に生真面目なキャラなのだが、どこかセンスがズレている面もあり、自作の応援歌はかなり珍妙。 また部下によく「ビバ! 伯爵!」と言わせている。クッパの部下達も洗脳されるとまず第一にこの言葉を叫ぶ。 ストーリーが進むと、伯爵に考えを改めるよう進言したりと意味深な行動が増えていくが…? なお、伯爵ズの中で唯一テーマ曲が存在しない。 ドドンタス 「勇者だか風車だか知らぬがここはドドーンと通行止めだ!」 伯爵の部下で、ザ・伯爵ズの自称ナンバー1。怪力無双の武人であり、腕力に絶大な自信を持っている。 ハゲ頭にアゴヒゲのおっさん。黒と赤の鎧を着ている。なぜか上半身に対して下半身は貧相で、足は妙に細い。 性格は典型的な脳筋であり、パワーはあるが頭は足りない。物覚えが悪く、マリオをマレオ、「せいばい」を「さいばい」と間違えているなど… しかし伯爵に対する忠誠心は本物。夢は意外にも「争いのない平和で美しい世界を創ること」。 得意技は相手をぶん投げるジャイアント・スイング。技が決まるとドヤ顔で妙な決めポーズ。 テーマ曲は「ぶじん ドドンタス」と「いっくドーーン!」。 マネーラ 「アタシは自分のりそうを実現するために戦ってるの。そのためならしゅだんは選ばないわ」 伯爵の部下。黄緑のツインテールの少女。何にでも変身することができる能力を持つ「モノマネ師」。 あまりに化けるのが上手いので、ときどき自分の本来の姿が分からなくなるようだ。 ネタバレ防止のためか、説明書ではシルエット姿で載っていた。変身するときの掛け声は「まね~ら・ちぇ~んじ!」。 好きなものはイケメンとお金(マネー)、オシャレというワガママガール。特にオシャレは登場する度に衣装が違うというこだわりっぷり。 でも伯爵に対する忠誠心はホンモノ。 戦うときは普段のかわいらしい姿からは想像もつかないほどとんでもない姿に変身するため多くのプレイヤーに恐怖を与えた。 テーマ曲は「モノマネ師 マネーラ」「マネーラ バトル」「アタシ やさしくないの」の3つ。 ディメーン 「ようこそ、セニョール!アーーーンドセニョリータ!心からかんげいするよ」 伯爵の部下。紫と黄色の衣装に身を包んだピエロ。自称「かれいなるみわくの道化師」。 一人称は「ボク」で、口癖は「んっふっふ♪」。「ボンジュ~ル」など、エセフランス語を交えて話す。 戦闘時は「ディメ~ン空間」というものを出現させる。あらゆる能力が256倍になる閉ざされた空間であるが、マリオ達の能力も256倍になるため特に意味はない。 キラキラとした魔法弾をぶつけてきたり、分身したり、結界に閉じ込めて爆殺するなど多彩な攻撃方法を持つ。 とらえどころがなく何を考えているかよく分からない人物。時折マリオたちを試すような行動が見られるが…。 テーマ曲は「みわくの道化師 ディメーン」「イッツァ ショータ~イム!」の2つ。 ミスターL 「赤いからって強いと思うな!カクゴしろっ!」 ザ・伯爵ズの新入り。両ヨゲン書には「ミドリのオトコ」として書かれている。 緑の帽子にヒゲと、どこぞの誰かさんにひどく類似した外見。一体何イージなんだ… 自称「ミドリのいかずち」あるいは「ミドリのきこうし」。素早い動きと高いジャンプ力が特徴。 新入りのくせに一番態度がでかく、他メンバーを馬鹿にするような発言が目立つ。伯爵のことも呼び捨てにしている。 自作のすっげぇキモいデザインのロボット「エルガンダー」「エルガンダーZ」に乗り込み襲ってくる。 テーマ曲は「ミドリのきこうし ミスターL」。 【ステージ】 ●概要 今回の舞台はキノコ王国ではなく異世界。4コース×8ステージの構成で各コースにはサブタイトルがある。 コースをクリアする→ボスを倒してピュアハートを入手→ハメールストーンにはめる→次の世界へ…という手順を繰り返してステージを進めていく。 以下、各ステージについて紹介。 ハザマタウン&ウラハザマタウン 次元と次元の狭間に造られた街。マリオ達の冒険の拠点となる。 古代の技術がふんだんに取り入られており、デアールすらも知らない謎が多く隠されている。 地上部は3層、地下部は2層構造。ただし地下2階は居住区ではない。また、外部にはモンスターも生息している。 巨大な塔、ハザマタワーのてっぺんには各ステージへ通ずる次元のトビラが開かれる。 「ものごとは裏表がある」ため、表裏の二層構造になっているらしいが、大半の住民はこのことを知らない。 また、オモテとウラの住民は外見こそそっくりだが性格やセリフが対になっている。 (例えばオモテではこの街を愛する人物が、ウラ側ではこの街をダサいと嫌う人物になっていたりする) 「エレベーターはあるのに階段はないなんてヘンな街」と突っ込んでいる住民がいる。ごもっともである。 ステージ1「ラインラインランド」 かつて古代の民が暮らしていたという世界。 まずは次元ワザを教えてもらうところから始まり。最初のステージというだけあってややこしい仕掛けもなく簡単に進める。 平原のラインラインロードを抜け、ラインラインマウンテンという山脈やコダーイ砂漠を越え、コダーイ遺跡へと続く。 隠しフェアリン「ぴッキョローン」入手のおつかいイベントでは何度もこのステージを往復させられる。 ステージ2「トワイランド」 黄昏の国。名前の由来はトワイライト。とはいえこのステージの3/4はサンデールの館である。 2-3では借金返済のためタコ部屋に押し込められ働かされるためこの館のBGMが妙に耳に残った人もいるのでは? 2-4では不気味な姿に変身したマネーラにしつこく追い回されるトラウマもののイベントもあり。 ステージ3「ピクセランド」 全てがドット(ピクセル)でできた世界。地名も「カクカク平原」「ドットドット海」「タイルタイルツリー」などそれっぽい。 このステージは初っ端からアンナがさらわれてしまうため、彼女の力を使うことができない。 3-1は初代「スーパーマリオブラザーズ」のオマージュが各所に見られる。クッパが仲間になるのもここ。 3-4はキモヲタことカメレゴンの城。ある一室にはレサレサやビビアン、チビヨッシーやプニ族など過去作キャラのフィギュア・ポスターが! ステージ4「大宇宙」 ステージ4にして宇宙ステージ。スーパーマリオギャラクシーは関係ない。 初突入時には息ができないため強制的にハザマタウンまで戻される。前2作では生身で宇宙に行ったのになにを今更…… その後金魚鉢を宇宙用ヘルメットにして突入することになる。入ったらすぐ装着するんだぞ!振りじゃないぞ! 宇宙人の子供タマラのビームを駆使して進むためシューティングゲームっぽい。 4-2「惑星プラネーン」は呼吸はできるが、重力が小さいため普段よりずっと高くジャンプすることができる。 4-4は宇宙の墓場と呼ばれる不思議な空間「サルガッゾーン」。奥にはどこかで見たことのある緑のヒトが待っている。 ステージ5「ストンストンランド」 ロック人という原始人たちが暮らすプリミティブな世界。 しかしロック人たちは石でできたテレビやラジオ、冷蔵庫などの電化製品を使って悠々自適な生活を送っていた。 だがある時、謎の植物種族ハナーンが現れ、ロック人たちを次から次へと攫って行きこき使う。 マリオたちはロック人のSOSに応え、ハナーンの本拠地に潜入することになる。 前半は地上、後半は地下の洞窟というステージ構成。最後にはどんでん返しが待っている。 ステージ6「モノノフ王国」 ブブドーという武士たちの暮らす和風の国。他の世界よりも破滅の時が近付いているため次元の穴が巨大。 ブブドーを100人倒せるほどの者こそ勇者だという言い伝えにのっとり、ブブドー100人斬りという大会が行われる。 100人も倒さなきゃイカンのかよ…とげっそりするが、初回は20人倒せば済むので安心。 ステージ2の途中でジゲンの穴が開ききり滅んでしまう。滅んだあとの世界は驚きの白さとしか言いようがない虚無の世界。 ステージ7「アンダーランド&スカイランド」 死んだ者が最初に行く場所はアンダーランド。女王ジャーデスによって善人と認められた者が行くのは天空の国スカイランド。 死者たちはモウジャーと呼ばれるが、スカイランドへ行くとエルエル人という天使になる。 7-1はストーリーの都合上、必ず2回訪れることになる。ただし最初に訪れたときはマリオ一人だけ。 それぞれの国を繋ぐ道は「アンダーロード」「スカイロード」と呼ばれる。この道で離れ離れになった仲間たちと再会。 7-4ラストの展開は必見。 ステージ8「暗黒城」 最終ステージ。ほぼ黒と白の二色しかない広大な城。 エリア1~4まであり、各エリアの最後にはザ・伯爵ズが一人ずつ待ち受けている。 ちなみに海外版ではそれぞれエリア1が「玄関」、エリア2が「ロビー」、エリア3が「室内」、エリア4が「ベッドルーム」と名付けられている。 また、一つのコースをクリアするごとに仲間が諸々の事情で一人ずつ離脱していくのも特徴。 いよいよシナリオも大詰め。彼らを待ち受けている結末とは一体? 【寄り道要素】 料理 過去作にもあった要素。今回はハザマタウンの料理家ドロシー&ジェシーに頼んで料理を作ってもらう。 ドロシーは単品料理、ジェシーは二つの食材を組み合わせて作る料理を担当。 料理屋の壁にはレシピを確認できるマシーンが備え付けられているが、見た目はどう見てもDS。 カード コレクション要素。全256種類。ランクは星1つから星3つまで。 ハザマタウンのカードショップはカードふくろからランダムにいずれかのカードが出現するガチャ仕様、ウラハザマタウンでは名指しで欲しいカードが買える。 敵キャラのカードを手に入れると、その敵に与えるダメージが2倍になる。 カードの説明文はネタに走ったものが多い。一部のカードはネタバレに抵触するためかED後にしか入手できない。 ウラ100部屋ダンジョンの宝箱にはクリオからポコピーまでのマリストの仲間キャラのカードがあり、モノノフ王からはクリスチーヌからチュチュリーナまでのペパマリRPGの仲間キャラのカードが貰える。 100部屋ダンジョン 100階ダンジョンではない。ハザマタウンの地下2階にある迷宮。 その名の通り100の部屋から構成されており、ザコ敵を倒して次の部屋への鍵を入手し進んでいく。一つの部屋に5分の制限時間があるため前作よりも難易度アップ。 ボスはステージ1ボスの強化版。倒すと隠しフェアリンのダダっシュが仲間になる。 ウラハザマタウンには表の100部屋を攻略すると挑めるようになる「ウラ100部屋ダンジョン」があり、ここではザコ敵が全て強化バージョンである「カゲ○○」になる。しかも二周しないとボスと戦えない面倒な仕様付き。 ブブドー100人抜き エンディング後にステージ6を訪れると遊べるようになるブブドーたちとの100連戦。 100部屋ダンジョンと違い1対1の対決になるが、その分個々の能力が高く油断しているとダメージもたまりやすい。 幸い25人撃破ごとにエリアクリア=セーブが可能になるのでやり直しは効きやすい。長時間遊べない人も安心。 ゆうぎ場 ハザマタウンの地下にあるゲーセン。通貨は「ハザマネー」という。 神経衰弱の「クルッとピッタンコ!」、テレサをひたすら撃つシューティングゲーム「オバケバスター」、Wiiリモコンを傾けてバランスを取る「ぐらぐらアイランド」の3つ。 ゴールドカードがあると4つ目の「ジャストンハンマー」というゲームが遊べるようになる。 宝の地図 ウラハザマタウンの地図屋から購入できる宝の地図。地図に書かれた場所で特定のポイントをメクるルンでめくるとちょっとしたお宝が手に入る。 レアカードのいくつかはこの宝の地図を使って手に入れるしかないものも。 【関連作品】 マリオストーリー…前々作 ペーパーマリオRPG…前作 ペーパーマリオ スーパーシール…次回作 ペーパーマリオ カラースプラッシュ…次々回作 ペーパーマリオ オリガミキング…次々々回作 スーパーマリオくん…漫画作品。スペマリ編は37~38巻にかけて連載されているが、ギャラクシーの発売が迫っていたこともあり完全にソードマスターヤマト。 追記・修正は愛を叫びながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 世界の崩壊、フェアリンの正体など、可愛らしい雰囲気だけど相変わらず黒い。 -- 名無しさん (2014-02-13 01 42 22) 何気にアクションゲーでルイージが操作できるのは当時はかなり珍しかった -- 名無しさん (2014-05-19 02 56 26) マリオシリーズの中でもRPG系統は黒いネタをガンガンぶち込む。その中でもこれはよく任天堂が許したな、といえるくらい暴走してる。でもここまでやられると逆にすがすがしいレベル。それでいて本筋はまっとうという異様な作品 -- 名無しさん (2014-12-19 19 59 13) もともとGCで発売予定が急遽Wiiになったのは大人の事情か。 -- 名無しさん (2015-02-13 00 01 59) テーマは「愛」なんだよね。-- 名無しさん (2015-05-03 11 02 01) ルイージが仲間になるステージ最後の死神みたいなボスのバックストーリーないのはどうなの -- 名無しさん (2015-05-29 12 29 26) 裏100階ダンジョンを2周制度にした意味がわからない。 -- 名無しさん (2015-09-26 19 18 57) タグに糞ゲーつてあるがこれすげぇ面白いだろ -- 名無しさん (2015-10-11 20 27 28) ↑同意 -- 名無しさん (2015-10-11 20 36 49) ↑2糞ゲータグは確かに外してほしい。まぁ、マリオシリーズとしては異端すぎて賛否両論な作品だとは思うけど -- 名無しさん (2015-11-08 22 23 21) 作風が変わってるだけでゲームは問題なく遊べる出来だしなあ -- 名無しさん (2015-11-25 21 44 05) 荒らしコメントを削除 -- 名無しさん (2016-08-13 21 30 33) 文句なしに良作だろこれ。ただ、1作目と2作目が好きな人にとってはって感じだけど -- 名無しさん (2016-10-16 18 06 02) いや、ぺパマリからの方針転換を抜きにしてもWiiソフトにしては薄いボリューム、簡単すぎるゲームバランス、マリオの看板を揚げておきながら人を選ぶストーリーと決して万人が文句なしに良作と思うゲームではないと思う…けど自分は大好き -- 名無しさん (2016-10-24 23 31 24) しかし、メイン層が小学生か中学生あたりなのだし、我々のように伝統や細かな難易度等を気にするわけでもないぜ?このツンデレめ! -- 名無しさん (2016-10-24 23 42 41) 実は小学生時代、Wiiを買って、初めて買ったソフトでかつ初めてクリアしたソフトでもあったのだが、これが最初のソフトでよかったってくらい気に入っている。その分悪評を結構見かけるのが悲しいんだよな -- 名無しさん (2017-03-11 12 45 20) スーパーマリオオデッセイのせいで今さらコントンのラブパワーをちょくちょく見るようになって笑う -- 名無しさん (2017-10-18 15 52 42) ミステールの掛け声って履き物にちなんだ物になってたのね(スリッパ・サンダル・草履・地下足袋)。次へ進む第一歩→足を踏み出す→足→履き物…だからかな?(語彙力) -- 名無しさん (2019-07-10 11 34 40) 未だに周回プレイしまくるくらいには好きなゲームだけど前2作と比べたファン達なら文句言うのもなんとなく分かりはする、相手が悪すぎるんだ -- 名無しさん (2020-01-27 17 15 37) ノワール伯爵:津田健次郎 ナスタシア:新井里美 ディメーン:下野紘 ドドンタス:木村昴 マネーラ:花澤香菜 カメレゴン:若本規夫 で再生されたな -- 名無しさん (2020-01-28 19 26 59) 好きなゲームだけど難易度が低すぎるのは同意。操作キャラも場合によってはピーチやルイージの方がいい場合はあるけど基本的にクッパが強すぎてほぼこいつで良いになってしまうんだよね -- 名無しさん (2020-10-08 20 24 20) クイズ大会は前2作にも存在している。マリストでは「第64回」、ペパマリRPGでは「第65回」だったため今回は「第66回」とナレーションされる。 -- 名無しさん (2020-10-19 21 40 35) ↑投稿ミス。66回目のクイズはペパマリRPGの7面でやっちゃってるよね。 -- 名無しさん (2020-10-19 21 43 06) マリオくんのスパペパマリ編は1ステージ1話の間隔で進んでいく時点でだいぶ駆け足だけど本編でも大事な部分な筈のドドンタスの伯爵への忠誠心が無かったことにされたりモノノフ王国がちょろっと触れられただけだったり仲間入りの順番がバラバラだったり唐突にピュアハート全部揃ったりで展開や設定がだいぶ変な事になってたのは確かに否めない。昔のマリオ64編とかオリジナル展開入れてまで細かく描いてくれてただけにその辺は少し残念だった。最終回は良い具合にまとめられてたけど。 -- 名無しさん (2022-03-14 18 28 04) ↑ ギャラクシーが近かったので仕方ない。後、デイメーンがギャグゼロで異質だった(伯爵さえ、暗黒魔法→餡子食う魔法だったというギャグあったのに)。 -- 名無しさん (2023-10-30 23 45 07) 名前 コメント
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ペーパーマリオ スーパーシール 機種:3DS サウンドディレクター:松永政信 サウンド:倉田咲貴、村上聖、関河義人、馬場泰久、森下弘生、安達昌宣、櫨本浩、佐野朋子、村木康生、花岡宏晃、山田泰正 開発元:インテリジェントシステムズ、バンプール 発売元:任天堂 発売年:2012 概要 前作スーパーペーパーマリオから4年ぶりとなるペーパーマリオシリーズ第4作。 内容はなにかと批判されがちだがBGMは過去のシリーズ作と同様に評価が高い。 トランペットなどを用いたジャズ調の曲が多いのが特徴。 バンプールとの共作であり、サウンド制作にはインテリジェントシステムズの作曲家のほかに、バンプールの作曲家も参加している。 サントラは未発売だがやりこみ要素であるシール博物館をコンプリートするとサウンドテストが解禁される。 しかし中身は、その気になればいつでも聞けるステージ曲や一部イベント曲しか聞けず、肝心のボス戦の曲は一切聞くことができないという残念仕様となっている。 収録曲 サウンドテストで判明している曲以外は全て仮名 また作曲者も、上述の通り「サウンド」としてスタッフロールに書いてあるのみなので不明 曲名 作・編曲者 補足 順位 タイトル 仮名 シールフェスタ 仮名 どたばたどたばた どたばたイベント シールのルーシー ルーシーのテーマ たんていマリオ チュートリアル ラベルンタウン 仮名 ワールド1 仮名 あおいそら、しろいくも W1-1など 通常戦闘戦 仮名 シールショップ 仮名 モノなげや 仮名 シール博物館 仮名 下っぱとよばないで クリボーたち オレのもの クッパJr.のテーマ クッパJr.戦 仮名 ペパライズ 仮名 青色の魔法使い カメックのテーマ カメック戦 仮名 地下のテーマ 仮名 中ボス戦 仮名 クリボー砦 仮名 W1-6 KINPAKU ボスクリボー戦前 ボスクリボー戦 仮名 ワールド2 仮名 シンキロウの向こうに W2-1など くれないのつばさ パタパタ3人衆 スナコンべ跡 仮名 W2-3 カラカラオアシス 仮名 W2-4 ウルオイオアシス 仮名 W2-4 ボスサンボ戦 仮名 キラナミハーバー 仮名 ワールド3 仮名 どくどくのもり W3-1など マヨエルの森 仮名 W3-2 どくどくのもり(解決後) 仮名 ムーチョ de ムーチョ W3-10 ハナチャンちのデカツリー 仮名 W3-3 つかまりません ハナチャン逃走 おこってるんです ハナチャン激昂 ハナチャン戦 仮名 あいしゅうの波間 W3-12 ボスゲッソー戦 仮名優勢になると「地上BGM」に変化 2012年 144位 キラナミハーバーの危機 ボスプクプク戦前 ワールド4 仮名 スノーヒル 仮名 W4-1など アイスリバー 仮名 W4-2 YuReRu・ブランコ キャサリンイベント おそろしいやしき W4-3 テレサナイトフィーバー エグザイルテレサ戦 おそろしいやしき(解決後) 仮名 リフトでつれてって W4-5「アスレチックBGM」のアレンジ GO!GO!トロッコ W4-6「スライダー」のアレンジ ボススローマン戦 仮名 ワールド5 仮名 ジャングルジャングル W5-1など せまりくる巨大魚 W5-3 遺跡たんけん隊 W5-4 あついんです W5-5 ボスパックン戦 仮名 ワールド6 仮名 バトルシップ W6-2「飛行船BGM」のアレンジ かくせいの大魔王 クッパ戦前 クッパ戦1 仮名 クッパ戦2 仮名 クッパ復活後 ルーシーのシール 仮名 クッパ戦3 仮名 マリオキラ化後 第7回 744位2012年 64位マリオ 54位第2回ラストバトル 195位 エンディング 仮名 スタッフロール 仮名
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スーパーペーパーマリオ とは、【Wii】用のゲーム。 概要 ストーリー ゲームシステム キャラクター 味方キャラクター 敵キャラクター アイテム・武器 カード 地名 BGM 関連作品 リンク コメント 概要 スーパーペーパーマリオ 他言語 Super Paper Mario (英語) ハード 【Wii】 メディア Wii用12cmディスク ジャンル アクションアドベンチャー 発売元 任天堂 開発元 インテリジェントシステムズ プロデューサー 田邊賢輔北西亮一 ディレクター 川出亮太 プレイ人数 1人 発売日 2007/04/19 (日本) 値段 5,524円(税別) レーティング CERO A シリーズ マリオシリーズペーパーマリオシリーズ 移植・リメイク 【Wii U】? 日本販売数 約57万本 世界販売数 約228万本 【Wii】向けに発売されたマリオシリーズの1本。 ペーパーマリオシリーズの第3作目であり、Wiiでの1番最初のマリオシリーズのソフト。 当初は【ニンテンドー ゲームキューブ】向けのタイトルとして開発されており、2006/08/03発売予定で定価5800円(税込)とゲーム雑誌などで告知されていたが、急遽発売延期。【ドンキーコング たるジェットレース】と共にWii向けのゲームソフトとして改められた。 基本動作は前作までのアクションRPGではなく、本家のような2Dアクションシステムを取り入れている。特徴的なシステムとして「次元ワザ」を使うと2Dが3D空間へと変化する。 世界の滅亡や愛に関するストーリーが主軸となり、前作よりもハードかつブラックな内容。それでいてオリジナルキャラクターの数が非常に多く、当時のオタクを体現させたような人物や思考が歪んだ被検体のような生物が存在すると言った具合に癖まで強い。そのため『マリオシリーズ』としては勿論、ペーパーマリオシリーズとしてもかなり異色な作品になっている。 前述の通りWiiで最初のマリオでありながらマリオ要素が薄く、なおかつ愛を主軸にしたストーリーと、マリオを求めたであろう一般的なユーザーからの評価は得られず、クラブニンテンドーのアンケートではストーリーが面白かったという評価が1%にも満たなかった事が語られており、後のシリーズの転換の原因となった。 また、単純なアクションアドベンチャーとしても、引き算計算式をそのまま引き継いだ上に攻撃力を無尽蔵に上げられるために大味になりやすく、ゲーム部分の評価もいまいちに留まってしまう。 次元ワザの切り替え要素は評価されてはいるものの、全体的に前作の【ペーパーマリオRPG】以上にファン向けな評判となってしまった。 ストーリー またしてもピーチ姫がさらわれてしまう。【クッパ】の仕業に違いないと思った【マリオ】と【ルイージ】はクッパ城に乗り込むが、そこにピーチ姫の姿はなく、クッパはまさに今ピーチ姫をさらいに行こうとしていたとのこと。 すると突然空中から【ノワール伯爵】なる謎の人物と、さらわれたピーチ姫が現れる。取り返すためマリオが立ち向かうも、全く攻撃が効かずに逆にやられてしまう。マリオを倒したノワール伯爵は、クッパとその手下達もさらい、どこかへ消えてしまう。 所変わってここは謎の式場。ノワール伯爵にさらわれたピーチ姫とクッパは、伯爵とその部下により無理やり結婚式を開かされる。結婚の契が結ばれたその瞬間、「コントンのラブパワー」なる禍々しい黒いハートが生み出される。ノワール伯爵の狙いはこのハートであり、「黒のヨゲン書」という世界の滅亡を記した本に則りこれを使って世界を滅亡させようと考えていたのだ。そして伯爵はヨゲン通り「次元の穴」なる世界滅亡を引き起こす穴を出現させてしまう… 一方その頃、クッパ城にひとり取り残されたマリオは、この状況をアンナという謎のフェアリンに説明され、そして自身がそれに対抗しうる勇者のひとりであることを知らされる。 世界を滅亡に導かんとするノワール伯爵達と、それを阻止せんと立ち上がったマリオ達の、次元を超えた冒険が今始まる。 ゲームシステム 次元ワザ本作のメインシステムでありマリオの固有ワザ。視点を2Dから3Dに変えることができ、2Dではただの背景だと思っていた場所が道になったり、巨大な敵を避けて進むことができるようになる。 サーチ前作までのものしりに該当するアクション。Wiiリモコンを画面に向ける事でアンナがサーチモードに切り替わり、画面内の敵や様々な機能を説明してくれる。また、隠された地形や扉を出現させることもできるので怪しいと思ったポイントはすかさずサーチしよう。 フェアリン前作で言うところの仲間アクションに相当する。様々なフェアリンがおり、戦闘で役に立つものから、謎解きに役立つもの、あるいはただの賑やかしなど効果はそのキャラによって変わる。 キャラクター本作ではキャラクターを選ぶことができ、それぞれに固有アクションが存在している。マリオであれば次元ワザ、ピーチであればカサアクション、クッパであればファイアブレス、ルイージであればスーパージャンプがそれにあたる。また、サイズや移動速度など細かい違いもある。 ピュアハート本作の収集品。主にワールドクリア後に手に入る前作までの「スターストーン」や「星の精」に当たるアイテム。前作までと違う点は、次のステージへの扉が、拠点であるハザマタウンもしくはウラハザマタウンのどこかにある「ハメールストーン」と言う石にこれをはめないと出てこないと言う点。ピュアハートごとに該当するストーンは決まっており他のハメールストーンにはハマらないので注意。そのため本作では、前作、前前作以上に拠点を探索することが増える。 アクロバット本作のアクロバットは敵を踏んだ直後にWiiリモコンを傾ける事で発動する。振り方次第でランクも変わる。 キャラクター 味方キャラクター 4人の勇者・操作キャラクター 【マリオ】 【ピーチ】 【ルイージ】 【クッパ】一部ステージではボスとして登場。 フェアリン 大きめの宝箱に入っている事が多い。 【アンナ(スーパーペーパーマリオ)】 【トるナゲール】 【ボムドッカん】 【キえマース】 【ヘびードン】 【ノッテこー】 【メクるルン】 【ハまハンマ】 【ミニみ】 隠しフェアリン 攻略に必要のないフェアリンで、入手条件が特殊なもの。 【バーリやー】 【ダダっシュ】 【ぴッキョローン】 【ジャスミン2世】アンナの代替キャラクター。 その他の味方キャラクター 【デアール】 【ウラデアール】 【ア・ゲール】 【クリスタール】 【サンデール】 【タマラ・コロガリーヌ・タマリン】 【ラブエル】 【ジャーデス】 【グランエル】 敵キャラクター 【クリボー】 【テトラ(スーパーペーパーマリオ)】 【ゴロン】 【ノコノコ(ドット)】 ボスキャラクター ザ・伯爵ズとは関係のないボス 【ズンババ】 【キョロル】 【ダイオーゲッソー】 【カメレゴン】 【キング・ハナーン】 【ヘルワンワン】 【シニガミダス】 【ザンババ】 【アルファキョロル】 【カゲ】 【カゲマリオ】 【カゲピーチ】 【カゲクッパ】 【カゲルイージ】 ザ・伯爵ズ 【ノワール伯爵】 【ナスタシア】 【ドドンタス】 【マネーラ】 【マーネ】 【ディメーン】 【スーパーディメーン】 【ミスターL】 【エルガンダー】 【エルガンダーZ】 その他のキャラクターは【スーパーペーパーマリオ】/キャラクターを参照。 アイテム・武器 キノコカンアイテムとして所持する場合のキノコ。ステージ上で出てくるキノコと同じ役割。スーパーキノコカンやじわじわキノコカンなど派生も多い。 コウラでポン巨大なコウラを飛ばす。 スーパースターステージ限定のアイテム。取ると一定時間無敵の巨大なドットキャラクターになる。これは味方だけでなく一部の敵もこれになる。 カード ゲーム中の様々な場所で手に入るコレクションアイテム。 カードを所持している敵に対しては枚数+1の数だけダメージ倍率が増加する。 一覧は【スーパーペーパーマリオ】/カードを参照。 地名 ハザマタウン拠点となるエリア。それぞれの階には人が住んでおり、様々なショップが立ち並ぶ。中央に位置するハザマタワーの屋上には各エリアに通じる扉がある。また、1階にはウラハザマタウンと繋がる道がある。地下には100部屋ダンジョンが存在する。 ウラハザマタウンもう1つの拠点となるエリア。ハザマタウンとは表裏逆になっており、やけにボロボロである。ハザマタウンと連動しているブロックやハメールストーンの一部がここにある他、表とは違う趣向のショップが名を連ねている。ウラハザマタワー最上階には暗黒城への扉がある。地下にはウラ100部屋ダンジョンが存在する。 ラインラインランドワールド1。ラインラインロードやコダーイ村を抜けるとズンババやクリスタールのいる遺跡へと繋がっている。 トワイランドワールド2。サンデールのいる屋敷がある。 ピクセランドワールド3。ドットのような地形でカクカクしている。ドットドット海やタイルタイルツリーを抜けた先にはカメレゴン城が待ち構えている。 大宇宙ワールド4。ヘルメットがないと行くことができない。なぜかトイレやコンビニが点在している。最奥部にはサルガッゾーンなるあべこべな空間がある。 ストンストンランドワールド5。ストンストン村とハナーンの洞窟がある。 モノノフ王国ワールド6。「ブブドー100人切り」という武術大会が開かれている。作中で唯一滅びる世界。なお、ゲームクリア後には戻っており「ブブドー100人切り」にチャレンジできる。 アンダーランド・スカイランドワールド7。アンダーランドはそのまんま地獄でスカイランドはそのまんま天国である。最初は死んでこのステージにやって来ることになり、その後改めて訪れることになる。 暗黒城ワールド8。ノワール伯爵ら「ザ・伯爵ズ」の本拠地。暗黒城の名が表すとおり中も外も真っ黒である。最奥部にはオープニングに登場した結婚式場も存在する。 BGM クリア後にバーカウンターにて10コイン払うと作中に登場する様々なBGMをランダムで流してくれる。 関連作品 【ペーパーマリオRPG】…前作。システムはアクションRPG。 【ペーパーマリオ スーパーシール】?…次回作。ジャンルとしてはアクションアドベンチャーを引き継いでいるが、戦闘はペーパーマリオRPGのようなシンボルエンカウントのコマンドRPGとほぼ同じ。 リンク 公式HP コメント 名前 全てのコメントを見る?